2018年2月25日日曜日

2018/2/4 Multicultural Playgroup Ichigo-Ichie Report

(日本語でのレポートはこちら)

The 15th Ichigo Ichie took place on Sunday, February 4. 43 participants (22 adults and 21 children) from Australia, China, Taiwan, U.K., Malaysia, and Japan had fun together.  We began with singing, "If you are happy and you know it clap your hands" in four different languages.



Saran Wrap Ball Game

We had a fun game, "Saran Wrap Ball Game".  This is played at Christmas party in America.  You wear oven mitts, and unwrap a big ball of saran wrap with several gifts layered throughout the ball.  You get to keep the gift you unwrap along the way.  It was difficult even for adults to unwrap the saran wrap with oven mitts, so both the kids and adults were excited! 



Having and Raising a Baby in Oklahoma, USA

The day's guest speaker, Shoko, made a presentation.  She lived in Oklahoma from 2009 to 2016, and gave birth in 2012.  Through the experience of pregnancy and childbirth there, the biggest difference was “insurance”, she said.  Only necessary care/exams were covered by insurance, and she had no financial treatment for giving birth.  So, the medical cost for pregnancy and delivery she paid was $6000 (approximately 650,000)!

Family members can attend the childbirth in America.  Shoko’s husband was in the room for her C-section, but he fainted…  She requested to keep the umbilical cord, as Japanese people do.  The doctor accepted it, and also asked her if she wanted the placenta! 



She also showed us the baby gifts from her American family and friends.  Since her baby was born in winter, she got eight blankets; some were handmade.  She also got a cake decorated with a small crane (her baby’s name has a word “thuru” meaning a crane in English), a baby tooth box, and a hot dinner to feed a new mother.
 
After 90-day maternity leave, she returned to work.  There was no pressure for taking sick leave at her work.  Also, many parents worked from home while taking sick leave and some brought their kids to their office.  Employers must provide a space for working mother to pump milk, so she pumped milk at work. 

Others, she talked about baby food, daycare, outing with babies and so on, pointing out the difference from those in Japan.  In addition, she wondered if the floor was clean for babies to crawl, because it is not the custom to take off their shoes in America.  Although her family had no shoe rule in their house, she saw people let babies crawl on the floor.
 

Greeting in Korean & Story Time

Yuko, who had lived in South Korea for one year, taught us how to greet in Korean.  “Anneonghaseyo” is used for “Good morning”, “Good afternoon” and “Good evening”.  Also we learned “gomawo” (=”Thank you”), and two expressions for “Good bye”.





Last, we had a story time.  Tinky, from China, read kids a Japanese picture book, “Nezumi-kun no Chokki (“Little Mouse’s Red Vest” in English) in Chinese, and Japanese mom, Mie, read it in Japanese.  The book is popular among Japanese kids.  They enjoyed the story in two languages at that day.



Upcoming Meeting 

Next Ichigo Ichie is to be held at Café Kokoraku on April 1, Sunday.  The theme is “Compare difference between kindergartens (yochien) and nursery schools (hoikuen) in Japan.”  Application requirements, nursery hours, annual events, mom friends, etc.…  There are a lot of differences in many aspects.  See you at next Ichigo ichie!

(Reported by Naoko. Photos by Shinichiro)

2月4日第15回多文化子育てひろば「いちご一会」開催されました。

(Click this link to read the report in English.)

2月4日(日)、Cafeここらくにて、第15回多文化子育てひろば「いちご一会」が開催されました。
当日は、冷たい風が吹き、厳しい寒さの中でしたが、スタッフを含めて43名、内21名は元気一杯の子供達が参加してくれました。出身国の内訳は、オーストラリア、中国、台湾、イギリス、マレーシア、日本でした。


<今日の歌:幸せなら手をたたこう>

まず始めは、「幸せなら手をたたこう」を4か国語(日本語・中国語・韓国語・英語)で歌いました。

<サランラップボールゲーム>
次に4つのグループに分かれて、「サランラップボールゲーム」をしました。アメリカでクリスマスパーティーを盛り上げるのによく行われるゲームだそうです。
お菓子が散りばめられたサランラップの塊(ボール)があって、サランラップを剥きながら中のお菓子を奪い合う?ゲームです。ラップが剥けるのはサイコロ2つでゾロ目が出るまで。今回は、大人と4歳以上の子供はミトン型の鍋つかみを両手に付けて挑戦です!
実際にやってみると、鍋つかみでラップを剥くのはなかなか難しく、ラップの端がなかなか見つけられない。おろおろしている間に隣の人がゾロ目を出してしまい、一枚も剥けずに終了。そんな感じで始めは皆さん手こずっている様子でしたが、一周まわってからはコツを掴んで、お菓子を取るために大人も子供もだんだん白熱していき、大いに盛り上がりました。単にお菓子をもらうよりも数倍楽しいゲームでした。お菓子以外に小さい玩具や景品も入れられるだろうし、色々なパーティーに使えそうですね!

<アメリカの出産と子育て>

次にアメリカ・オクラホマ州で2012年に出産、2016年まで現地で実際に子育てをされていた菰野さんに、アメリカでの出産と子育てについてお話をしていただきました。
出産について
まず、アメリカの医療制度についてにお話がありました。アメリカは医療保険制度がなく、任意で保険に入らなければいけない、日本では不安があれば念のための検査というのができるが、アメリカではできない等々。またアメリカでは保険を使用しても出産一時金などの制度がないため、菰野さんが出産でかかった費用は約60~70万円にもなったとのことでした。
次に妊娠中ですが、アメリカでは妊娠中の食事指導は得になく、体重制限もないそうです。科学的に実証がないからということで、実にアメリカっぽいなと思いました。
また、赤ちゃんの性別がわかるとみんなでお祝いをする「ベイビーシャワー」というパーティーもあるそうで、これも赤ちゃんが産まれてからお祝いをする日本と違いますね。
入院生活は、通常分娩1日、帝王切開でも2日。食事は日本のお祝い膳のようなものはなく、ピザ、ハンバーガー、揚げ物などのごく普通の食事だったそうです。
また親戚だけでなく沢山の友人が病院にお祝いに駆けつけてきてくれたり、出産祝いも現金ではなく、買った物や手作りのプレゼントが多かったそうです。中でも退院した次の日に、家族分のディナーを持ってきてくれた人もいてすごく助かったそうです。アメリカの人達のフレンドリーな感じが伝わってくるお話でした。

子育てについて
次に子育てについてですが、まず始めに赤ちゃんとのお出かけについて話がありました。アメリカでは生まれたばかりの子供をカーシートごと持ち運んで、夫婦二人でレストランで食事をしたりすることもあり、小さい子供を連れ歩くことが自然なことのようです。日本ではあまり見かけない光景で羨ましいですね。日本では赤ちゃんを連れて外食となると、個室で座敷のあるところを必死で探し、オモチャを持って行って泣かせない最善の方法をとって・・それでもまだ周囲に気をつかって・・・て感じでホント疲れます・・。
次に、離乳食についてですが、手作りの離乳食は、鉄やビタミンが不足がちになるからとのことで小児科医からお勧めされなかったとのこと。栄養が計算されている瓶詰めの市販のものがお勧めされるらしです。日本ではできるだけ手作りものを、息抜きに市販のものもうまく使って・・・という感じなのに・・・。随分違いますね。また、乳児に食べさせてもよいとされる食品の月齢も日本とアメリカで違っているらしく、混乱されたそうです。
また、日本では赤ちゃんは綺麗な床の上をハイハイするものと思われていますが、オクラホマでは牧場から帰ってきた靴で家の床の上を歩き、そこを赤ちゃんがハイハイしているのが普通の光景だということ。これには菰野さんもびっくりされたそうです。でもこのようなことを知ると、多少の汚れぐらいおっけい!でやっていけそうな気がしますね(笑)
最後に、仕事復帰についてお話をされました。そもそもアメリカでは産休育休制度がきちんと整備されておらず、菰野さんは、出産の前日まで働いて、有給休暇、無給休暇を使って出産後90日休んで、また復帰されたそうです。でも復帰後の職場は、子供のことでの休みは気兼ねなく取れ、また休んでも家からメールで仕事をしたり、子供を職場へ連れてくる人もいたりと、自由で働きやすい環境だったそうです。また、保育所も労働の有無や住んでいる場所は関係なく、利用したい人は誰でも利用できるとのことでした。
以上のようなお話から、アメリカは子育てについて、職場を含め社会全体がおおらかな国なんだなと感じました。日本は制度面では充実していますが、まだ社会で子供を育てる雰囲気にはなっていないように思います。
まずはママである私達がもっとおおらかに子育てをしていってもよいのではないかと。それが社会全体のおおらかさと繋がり、子供を社会全体で育てていこうという雰囲気にも繋がっていくのではないかと思いました。

◎参加者の出産育児について
3つのグループに分かれて自分の出産育児はどうだったかを話し合い、情報をシェアしました。

<韓国語のあいさつ>

韓国で1年間生活をされていたことがある徳田さんが、韓国語のあいさつを教えてくれました。
朝、昼、夜のあいさつはすべて「アニョハセヨ」で大丈夫とのこと。便利ですね。
また親しい友達の間では、昼、夜に出会うあいさつの代わりに「ご飯食べた?」と聞くのが普通だそうです。面白いですね。
また、さようならは  アンニョンヒ カセヨ(先に行く人に向かって言う)とアンニョンヒ ケセヨ(残っている人に向かって言う)の二つがあることも教えていただきました。

<絵本の読み聞かせ>

「ねずみくんのチョッキ」という絵本を読んでもらいました。お母さんの手作りの赤いチョッキを着て嬉しそうなねずみくん。他の動物たちに着せていくうちに、どんどんチョッキが伸びていって・・・・という日本で有名な絵本ですね。私も大好きです。今回はその中国語版です。中国語に翻訳されて北京で読まれているそうです。何だか嬉しい。中国語版は丁さん、日本語版は松延さんに読んでいただき、バイリンガルでの贅沢で素敵な読み聞かせに子供も大人もすっかり聞き入ってしまいました。



プログラム終了後はお弁当を食べながらのおしゃべりのひとときを楽しみました。

(レポート:まさこさん 写真:しんいちろうさん)

<次回のいちご一会のお知らせ>

次回のいちご一会は4月1日(日)Cafeここらくにて行います。
テーマは「保育所と幼稚園について」です。皆様のご参加をお待ちしています。