2017年9月24日日曜日

9月3日第13回多文化子育てひろば「いちご一会」開催されました。

(Click this link to read the report in English.)

9月3日(日)caféここらくにて第13回多文化子育てひろば「いちご一会」が開催されました。
スタッフを含め55人が集まりました。
出身国の内訳は、オーストラリア、台湾、中国、マレーシア、メキシコ、日本でした。


最初に「幸せなら手をたたこう」を4ヶ国語で歌いました。

次に大人5~6名でグループを作り簡単なゲームがスタート。
自分が今までにやった事のある習い事と、子どもがやっている習い事を挙げ、その数が何種類あったかをグループ毎に報告し合うというもの。どのグループもお話がすすむと緊張がほぐれて和やかな雰囲気でした。
結果は意外にも各グループ10~20種類とたくさん数が挙がりました。

子どものならいごと(日本編)

続いて本日のテーマ、子どもの習い事について資料を基にご説明して下さったのはスタッフの山下さんです。

日本の未就園児(0~6歳)を対象に調査したものです。

  • 今、習い事をしているか ⇒ 約半数の方が「はい」
  • 年齢別の比率 ⇒ 4歳以降から比率が高くなり6歳では82%
  • 習い事ランキング(0~6歳)(小学校低学年)(小学校高学年) 
    → どの年代も水泳、英語、ピアノ、体操、学習塾・幼児教室が人気で共通していました。
また、ダンスは2011年~小学校で必修になっている、プログラミングが小学校で2020年より必修化するというお話はとても印象的でした。会場では驚きの声もありました。

そして習い事をするにあたってのデメリットのお話もありました。
確かにメリットもデメリットも考えた上で習い事選びをしなければいけませんよね。
(詳しい内容は添付資料をご参照ください。)

ディスカッションがスタート

先ほど分かれたグループで、子どもの習い事についてディスカッションが始まりました。
みんなとても興味深いテーマで各グループ、話は大いに盛り上がっていた様子です。
「最近は公文も人気だよ~」「近くにこんな幼児教室があるよ」「公園や山で自然と触れ合う自然体験、アトリエ教室に行った事があるよ」など、ちょっと変わったお話もあり、良い情報交換の場となりました。

子どものならいごと(外国編)

次にアジア圏、ヨーロッパ、アメリカの習い事についてです。
日本ではスポーツ系、学習塾が人気なのに対し、アジア圏ではどの国も英語が一番人気で、とても語学に力を入れているのがわかりました。日本でも最近は英語を早くから始める子どもも多いですね!

また芸術の盛んなヨーロッパでは、楽器系(ピアノやバイオリンなど)、アメリカでは男女共にスポーツ系が人気のようです。
ゲストへのインタビューで各国のママのお話によると、オーストラリアでは最近中国語がとても人気が高い、メキシコでは英語、空手、台湾ではピアノ、スイミングが人気などのお話も!
みんなでテーマについて共有できて貴重な時間を過ごす事ができました。

あいさつと読み聞かせ

あいさつの時間は、マレーシア出身のリナさんからマレー語のあいさつを教えていただきました。

最後にオーストラリア出身のメグさんから英語と日本語で絵本の読み聞かせがありました。
タイトルは「Where Is the Green sheep」かわいい、色んな羊が出てくる絵本で、みんなメグさんの声に癒されました。

プログラム終了後は、お弁当を食べながらおしゃべりのひとときを楽しみました。

次回のいちご一会のお知らせ

次回のいちご一会は12月3日(日)caféここらくにて行います。
テーマは「オーストラリアのクリスマス」。オーストラリア出身のママたちが、夏のクリスマスを紹介して下さる予定です。皆さんのご参加をお待ちしております。

(レポート:あいこさん 写真:しんいちろうさん)